シミバレー Pure Vision
Hot Rod大国アメリカには著名なビルダーが沢山おりますが、個人的にはSteve StropeがNo1フェイバリットです!
そんな彼のショップPure Visionに今回初めて行ってきました。
LAからクルマで北東に1時間ほど行ったシミバレーと言う小さな町にあります。
ショップに着いてみてまず思ったのは、『本当にここですか?』ってなぐらいこぢんまりとしています。
ショップの外にはプロジェクトのベースカーが停められていました。
手前の68コロネットワゴンはスティーブの、お隣のクーガーはスタッフの、でもって一番奥のマスタングはお客さんのだそうです。
スティーブはその昔ミュージシャン(ベース/ピアノ)だったとは聞いておりましたが、あんな素敵なクルマを造る男がどんなプレーをするのか気になりますよネ?!
でもって、早速そんな話を持ちかけたところ実際に音源を聞かせてくれました。
スティーブ・ヴァイを思わせるスーパーテク系からチョッパーびんびんのファンキーなもの等、バンド時代(彼が指さしているテープ)のものからレコーディングセッションなど、いろいろと聞きましたが、基本的にいわゆるアメリカンハードロックといった感じで正しくHot Rodです!
そして、Mopars At The Stripではあのケニー・ウェイン・シェパードとも競演してります。
つまり、ミュージシャンとしても結構な腕前ってこと。
ミュージシャンを経て、現在のPure Visionを立ち上げるまでの間はダイキャストのプロトタイプを製作する仕事をしていたそうです。
オフィスにはPure Vision関連のダイキャストから、当時仕事で携わったモデルも飾られていました。
そして、当時の同寮が現在彼のスタッフとして働いておりまして、一番右のビックスケールはそのスタッフによる物。
ボディーやタイヤなどはレベルのキットを使って、フレーム〜アクセル、ブロアー、Moonタンクなどはワンオフの金属製!
それにしても、アメリカはダイキャストと実車のHot Rodは何かとリンクしてます。
ショップの中はこんな感じで、Dodge、Plymouth、Pontiac、Oldsとバラエティーに富んだモデル達でぎっしり。
ベースからコンプリートさせるフルコース的プロジェクトばかりでは無く、サスペンションのアップデートのみと言った単品メニューもやっていました。
この手のショップのお約束どおり、こざっぱりしています。
あっ、IGNITEのスッテカーが貼ってあるじゃない・・・
プロジェクト予定のクルマのコンセプトやメニューの内容を事細かく説明してくれました。
CGによるイメージやワンオフパーツのポリゴンデータなんかも見せてくれながら・・・
膨大なデータの中にはこんな(写真右)とぼけたものも。
で、現在ボクが73 Grand Amに興味を持っているって話をジェフが持ち出したところ、スティーブも食い付いてきて盛り上がりました。
『イヤーワンがリリースするビックインチのハニカムが良いぞ』とスティーブ。
前日のブログで書いたばっかりだったので、こっちも『でしょ〜』と盛り上がり、あ〜して、こ〜して、と具体的な話に。
『でもこ〜するには部品が出ていないはず』と言うと。
『ちょっと待て』っとスティーブが調べはじめ、『無いのか〜?』と良いながら、その場でメーカーに電話する始末。
結局部品が無いとわかると、『じゃ〜、これを元に作るのは簡単だぞ!』
と、さも本当にプロジェクトするかのようになったので、コチラとしてはあせってしまい『ちょっとまってヨ、お金は持ってませんからネ!』と釘を刺すと、
『IGNITEのプロジェクトとしてマガジンでフューチャーすればいいじゃん!』
『????』
『そ〜すれば、ホーリーやホチキスとか付き合いのあるメーカーなら部品を提供してくれかもヨ!』だって。
そんな事言われても『じゃ〜そ〜しましょ〜!』とは簡単にいきませんが、リアルに考えちゃいます・・・・。
で、コチラのかっちょい〜カトラスのレンダリングはご存知?スタンフォードによるもので、なんとファニーカーをテーマにしたスティーブの愛車!
ベース車も部品も揃っていて後は実行するのみだそうです。
なんでも、エンジンはメカニカルインジェクションをセットしたHEMI!
フューエルポンプもクランクドライブで、マグネトー点火(見た目はそのままで中身はデスビ)とディテールにも拘ってます。
流石にロングノーズ化はしないけどフロントアクセルを前方にずらしてロングホイールベースにするとの事!
完成したら相当かっこよさそう!
楽しみですナ!
既に着手しているお客さんのマスタング、レンダリングのイメージが何かに似てませんか?!
そ〜です、何とモチーフはハコスカGTR!
フェンダーミラーがセブリングタイプってところは流石!!!
ま〜、それにしても、本当にありとあらゆるクルマに興味を向けている事がわかります。
特にヴィンテージレースカーが大好物とあって、その知識の深さと幅広さには頭が下がります。
これは、結構前からプロジェクトされている渋い初代バラクーダ。
インチアップされたスモールブロックにギヤベンダーがセットされ、車高を落としてもロードクリアランスを確保するべくクロスメンバーも加工済み。
ファットマンの2”ドロップスピンドルやチューブラーのアッパーコントロールアームもおごられてました。
なんでも、内装は70クーダを落とし込むらしく、シートやレールもアレンジされてました。
マイナーなモデルも旨いこと料理するスティーブの事だから、きっとカッチョ良くなる事でしょう。
で、本当の目的は↑こちらのお方の取材。
スティーブのカスタマーであのZ-28 NOVAのオーナーさんです。
ご覧のように、70 HEMI 'Cudaまでお持ちだったりします。
こちらは↑のご近所に住むバックヤードビルダーさん。
愛車の68カマロはペイント以外はご自身でモディファイされたそうですが、かなり良い感じのGマシンに仕上がっておりました。
EFI制御のSBシェビーにパクストンスーパーチャージャーがセットされたステックカー。
素敵です!
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